お知らせ
2023年03月04日
目隠しフェンスを設けても、庭や部屋が暗くならないフェンスの選び方
【1】明るい色を選ぶ
庭空間を明るくするには、周囲を囲うフェンスに明るい色を選びます。
光は黒系の色には吸収され、白系の色には反射されます。大きな壁面となるフェンスは白系の色を選び、光を反射させることで周囲を明るく感じさせます。
庭が明るいということは、窓から見える景色が明るく室内にもたくさんの光をもたらしてくれると言えます。
(YKKAP「ルシアス」フェンスH10型)
隣家の壁が近く迫っているような立地にも明るい色のフェンスは効果的です。
庭の景観、部屋から眺める庭の景色は周囲の建物も合わせて視界に入るので、それらに大きく影響されます。
わが家の庭として整えるなら、視界に入る周囲を取り囲んで統一感を持たせると良いですよ。
(YKKAP「ルシアス」フェンスH10型)
【2】光と風を通す、抜け感のあるデザインを選ぶ
完全に視線を防ぐ目隠しと違い、板と板との間に隙間があり少し抜け感のある軽やかな目隠しフェンスも人気があります。
風通しが良いのも魅力。植物たちが元気に生息するためには風通しが大切です。それだけで病気になったり、害虫被害に遭うことが少なくなります。緑の多い庭なら考慮したいポイント。
(YKKAP「ルシアス」フェンスH07型)
前面道路からフェンスの間に駐車スペースやアプローチがあり、道ゆく人がフェンスのすぐ前を通らない、少し距離の取れる状況なら、これくらいの隙間があるタイプをお勧めします。完全な目隠しだと外から敷地内の様子が全くわかりません。
それはプライバシーが確保されていて良いことではあるのですが、不審者が侵入したときも外から見られる心配がなく活動できてしまうということでもあります。そう考えると外から庭の気配が全く感じられないというのは、リスクもあるということだと知っておく必要はありますね。
(YKKAP「ルシアス」フェンスH02型+H11型)
【3】光と風を通す、しっかり目隠しデザインを選ぶ
光と風を通しながら目隠し効果もあるデザイン。そして懸念事項である防犯に関しての解決策も兼ね備えたデザインがあります。
パネルがポリカーボネート素材の透明すりガラス調になっていて光を通します。このパネルはルーバーになっていて隙間があり風を通すことができます。
(YKKAP「ルシアス」フェンスP2F型)
室内から見ても明るさが取り込めていることがわかります。道路に面した狭い庭では道ゆく人の視線を感じやすく、カーテンを開放することも躊躇してしまいます。解決策として完全な目隠しフェンスを設けたなら、圧迫感が生まれてしまうことも。透明すりガラス調なら圧迫感も大きく軽減されます。
建物とのコーディネート的にもメリットがあります。大きな面積の目隠しフェンスが主張することなく建物を引き立て外観全体が整います。
透明すりガラス調のパネルを支えるアルミ枠の部分にはカラーバリエーションがあり、この部分に黒系を選ぶとグッとモダンな印象に。建物外観やインテリアのイメージに合わせてセレクトできます。
(YKKAP「ルシアス」フェンスP2F型)