お知らせ

2023年06月17日

黒の鉄×無垢の木、という感性。フレームキッチンで個性的な空間づくりを!

空間を引き締め、強さやグレード感を与える黒は、古くから建築のプロにも愛されてきた。
たとえば黒い鉄のサッシが印象的な、歴史あるビルの一室。
そこに無垢の木が組み合わされば、空間にやわらかな包容力がプラスされる。
森林で育まれた無垢の木は、材として切り出されてもなお、自然環境と仲がいい。
開口部から吹きわたる風や、コートヤードからの光がよく似合う。
そこに居る人の多様な暮らし方も受け止めてくれる。
新しいモノと古いモノの混在。ワークライフバランス。足りなければ足す、多すぎれば引く・・・。
そうやって柔軟に、その時々の心地よさを生み出していける。
そんな空間を夢見るひとへ、「黒の鉄×無垢の木」で形づくるキッチンと収納、ここに誕生。



(ウッドワン「FRAME KITCHEN」より)

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■表情の違う2種類の無垢の木「OAK オーク」

日本ではナラの木と呼ばれ「ドングリ」のなる木としてもなじみ深い、日本全国で見られるブナ科の樹木。
硬く強いその性質から、良質な家具材や床材、船材などの材料として古くから使用されており、力強い木目が特徴。
また、オーク材独特の、虎の毛のような斑点模様の木目〈虎斑(とらふ)〉を楽しめるものもあります。

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■表情の違う2種類の無垢の木「NEW ZEA PINE ニュージーパイン」

北米カリフォルニアが原産となる松の一種。
多雨多湿の生育条件の整った地域に多く植林され、温暖な地域で育ったニュージーパインは幹が太く、芯がしっかりと締まり、均一に整った伸びやかな木目模様も特徴。
木肌の色合いは心材(赤身ともいわれる)は淡い褐色、辺材(白太ともいわれる)は淡い黄白色で、その上質な透明感のある美しさも人気の理由です。

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ウッドワンの森で育てられたニュージーパインは、ウッドワンがニュージーランドで計画的に植林、育林したラジアータパインの登録商標です。

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■フレームキッチンのある暮らし①

「気の合う仲間とシェアする、僕らのゲストハウス」

連休の後半はNYに行ってくる、そう妻から聞いたのは3日前だけど、驚きはしない。
僕らは学生時代からバックパッカーで、出会いはゲストハウスだった。
一緒になった今も、気が向けば一人ででも旅に出る。僕はここ数年、再開したツーリング専門だけど。
互いに縛りすぎない、今の距離感が心地いい。めったに衝突しないのも、もともと
価値観が似ているから。今日だって似たような服を選んでいる。
そんな二人だから、広いマンションを買ってリノベーションしよう、なんて話も自然発生的なものだった。
このまま二人で自由に暮らすつもりで、子ども部屋が必要ない分、LDKを広くとった。
バックパッカー時代の友人、ツーリング仲間、仕事仲間。気の合うメンバーをしょっちゅう呼んで賑やかにやっている。
一番こだわったのはキッチン。二人とも、黒のアイアンフレームと無垢の木の組み合わせに惚れ込んだ。
ラフだけどサマになる、海外のアパートメントみたいな空間が理想だったから。
同じデザインのダイニングテーブルも、造作してもらって横並びに接続。
みんなで料理して配膳して、一体的に楽しめるように。


(ご家族のプロフィール)
ご主人様 35歳・奥様 35歳

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■フレームキッチンのある暮らし②

「築100年以上の旧家をリノベーションし、4世代8人が暮らすあたたかい家」

築100年以上の旧家をリノベーションしたY様邸。伝統ある梁や大黒柱といった旧家の基本的な構造は残しながら、断熱性やデザイン性などを向上させ、LDKを中心に多世帯の交流をよりいっそう育む住まいとなりました。
4世代が集うリビングを見渡すように据え付けられたフレームキッチンは、黒い鉄のフレームが旧家からの建具に使われている金物と響き合い、無垢の木は床や天井に新しく貼った杉板とも馴染んでいます。
「僕はごく普通の家に生まれたのですが、ここはあったかいんです。家にはいつも誰かがいて、散歩に出ればみんな声を掛けてくれる。そこがいい」とご主人。
家族だけでなく、地域の方と一緒に過ごす“あたたかい家”の居心地の良さが伝わってきます。


(ご家族のプロフィール)
ご結婚を機に、奥様のご実家である古民家で、奥様のご両親・祖父母様との同居がスタート。
元気いっぱいの一男一女に恵まれ、ますます大所帯となったY様ご家族です。

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■フレームキッチンのある暮らし③

「好きな映画や音楽を持ち寄って過ごす、唯一無二のシアターキッチン」

仲間と過ごす週末。素敵なディナーを堪能したあとのひとときは、通常であれば寂しさを感じる時間です。
しかし、私たちにとってはようやく本日のメインイベントがはじまる至福の時間。
「さぁ、そろそろ“劇場”へ行こうか」の声に促されて、みんながワインを手に上がっていく先にあるのはこだわりのプライベートシアター。音響にこだわっているのはもちろんのこと、一番の自慢はミニキッチンにあります。
ちょうどよい量だけつくったいろいろなテイストが楽しめるおつまみと、この日のためにセレクトして持ち寄ってきた映画や音楽を肴に楽しむひとときは贅沢で濃密な時間。
いつしか気の置けない仲間内ではこの空間を“シアターキッチン”と呼び、自然と集まるようになりました。
ただ趣味の映画や音楽を鑑賞するのではなく、そこに料理というクリエイティブが加わることで、唯一無二のエンターテインメントが生まれるところがほかでは味わえない、まさに唯一無二の空間です。
今日という一日は、これから佳境を迎えようとしているのです。

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■ユカオキ

鉄のフレームと無垢の棚板を組み合わせた、汎用性の高い棚板収納。
自立できる独立タイプと、フレームキッチンやユカオキに連結する連結タイプがあります。

【独立タイプ】
自立設置が可能なタイプ。背板部分に強度を保持するための補強板が1ヶ所付いています。

【連結タイプ】
フレームキッチンやユカオキ(独立タイプ)に連結して間口を拡大する際に使用します。自立設置はできません。

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■カベツケ

鉄と木を組み合わせた壁面収納です。壁面に圧迫感なく後付けできます。

【スチールパイプ×無垢集成材のシンプルな構造】
ハシゴ状のフレーム金物を壁面に固定し、数枚の無垢集成材を渡して使う収納です。
フレーム金物は14mm角のスチールパイプ製で、すっきりとした印象を醸し出します。
I型のフレームキッチンと組み合わせ、吊り戸のように使うこともできます。

【フレームの固定位置は下地に合わせて調整可能】
フレーム金物は、下地のある壁面にビスで固定し、下地の位置に合わせてスパンを
調整できます。棚板も固定金具でフレームの留め付けるため、安定感のある使い心
地です。オープン棚ならではの、飾るように並べる収納が楽しめます。

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■テンツリ

天井から吊り下げる棚板収納です。
空間のアクセントになると同時に、ゆるやかなゾーニングの機能も果たします。

【天井から吊り下げても開放感を保てるデザイン】
天井に取り付けるフレーム金物に、無垢集成材を渡すだけのシンプルな構造です。
〈ユカオキ〉や〈ツムハコ〉と組み合わせ、空間のやわらかな間仕切りとしても
使えます。また、対面式キッチンの上に設けるのも有効で、開放感をそこなわず
上部空間を有効活用できます。

【天井にアンカーボルトを打ち込み耐荷重性を確保】
吊り下げタイプだからこそ、こだわったのは取り付け方法です。
天井の梁部分にアンカーボルトを深く打ち込み、フレームを付けてから何重もの
ワッシャーやナットで締め、ある程度の重さをもつ鍋なども安心して置けるよう
に配慮しています。