お知らせ
2023年07月08日
子ども部屋にオープンクローゼットという概念はいかが?
■オープンクローゼットが人気の理由
扉がついていて中のものが見えないクローゼットと違い、オープンクローゼットとはドアや扉がなく中のものがすべて見える形で収納されているクローゼットのことです。
子どもが成長する中でどんどんものは増えていきます。オープンクローゼットは子どもの成長に合わせられることが魅力のひとつでしょう。
■ものが出しやすい
扉を開けたり閉めたりする動作が必要ないので、スムーズにものを出し入れできます。
1回のアクションが減るだけで生活がグンと楽になることは間違いありません。
子どももストレスなく快適に過ごせます。
■部屋が広く使える
扉がないことで収納スペース部分まで子ども部屋とつながっています。そのため開放感があり、広々とした印象を受けるでしょう。実際に部屋の一部として使うことも可能です。
そして扉の開け閉めのときに必要になるスペースがいらないので、子ども部屋を無駄なく有効に使えます。
■通気性がいい
扉つきのクローゼットだと空気の流れが遮られ、湿気がこもりダニやカビが発生しやすくなります。面倒ですが定期的にドアを開け、子ども部屋の換気を行わないといけません。空気が流れるオープンクローゼットの場合その手間を省くことができるでしょう。
■見せる収納なのでキレイが保てる
扉を閉めて隠すことができないので、キレイに並べて収納しようという意識が芽生えます。そして整理整頓されているので、子どもが自分の持ち物を把握でき、似たようなものや持っているものを買うなんてことが減るかもしれません。
■子どもに安全
扉をなくすことで、開け閉めするとき子どもが指を挟んでケガをする可能性をひとつ減らすことができます。子ども部屋の安心材料になるのも嬉しいことです。
■自由に使える
クローゼットなので子ども部屋の収納として使うことはもちろんですが、扉がなく部屋につながっていることで、子ども部屋のスペースの一部として使っていただけます。
ピアノを置いたり、棚を置いて趣味のものを飾ったり使い方は自由です。
■費用を抑えられる
クローゼットに扉をつけると、その分工事費や材料費が上乗せされることは言うまでもありません。ドアを省けばその分コストダウンすることができます。
【オープンクローゼットのデメリット】
*中身が丸見え
扉がないクローゼットなので、当然中身がすべて丸見え。
しかし子ども部屋はあくまでプライベート空間です。
お友達が来たとき、どうしても見られたくないものを収納しているのであれば
ロールスクリーンやカーテンなどの目隠しをつけるのもいいかもしれません。
後で付けられるように下地だけ入れておくのもおすすめです。
*ほこりがつきやすい
収納しているものにほこりがつきやすくなります。
しかし子ども部屋のそうじをきちんとしたり、換気をすればいいだけです。
子どもが自分でそうじする習慣を身につけられるチャンスでもあります。
*見た目にスッキリしない
クローゼットの中身は洋服になることが多いのでごちゃごちゃした印象に。
いろいろな色があふれ、サイズもマチマチ。
子ども部屋のテーマやコンセプトに合わせ、クローゼットの中のものを統一
することは難しいでしょう。
収納ボックスを置いたり、色ごとに並べ替えたりすることでスッキリさせる
ことはできます。キレイに整理し、見せる収納を完成させましょう。
*衣類の日焼け
扉がないので日差しが強い子ども部屋だと、洋服や収納品を日に焼けてしま
うことがあるでしょう。こちらもカーテンや普段使わないものには布をかけ
るなどの対策をこうじれば解決できるでしょう。
デメリットを考えても、それ以上に魅力的な部分の多いオープンクローゼット。
自分の持ち物が一目でわかるので、洋服管理がとっても便利です。
扉なしなら奥行きが浅くても、服が扉にこすれたりしわになったりする心配がありません。
扉付きのクローゼットはギリギリまでものを詰めると開閉できなくなってしまいますが、
オープン仕様ならキッチリ空間を使い切ることができます。
アイテムの出し入れがスムーズになるのもメリットです。
子ども自身が整理整頓しやすい、子どもの片付ける力を伸ばすことができる、というメリットもあります。